イベント内容
コンタクト・インプロとTCIF09
コンタクト・インプロヴィゼーション(CI)は、1972年アメリカにてスティーヴ・パクストンが考案したダンスの即興形式です。相手と体重のやりとりをしながら、そこに生じる動きの流れにまかせて動いてゆくコミュニケイティブな活動です。
段階的な指導法によって、非常に繊細な動きからダイナミックでアクロバティックな動きまでを習得することができます。
欧米では、ダンス・スクール、演劇スクールなどの必修科目として学ばれている他、趣味として楽しむ一般の人々も多く、また視覚障害者や歩行障害など様々な身体能力を持つ人々とともに行うインクルーシブな活動としても展開しています。
初心者と熟練者がともに学ぶことができるというのも、この形式の特徴の一つでしょう。
東京コンタクト・インプロ・フェスティバルは、2007年5月に、わが国では数少ない合宿型の講習会としてスタートし、今年で第3回目となります。
今回は、CIの盛んなアメリカからアンドリュー・ワスを、福祉先進国フィンランドよりウラ・リッカ・マイケネンを指導者に迎えます。毎年盛況(貴重な時間)となるJAMやトーク&ビデオの時間も充実させ、即興という探求的な経験をじっくりと深めることのできるプログラム構成としました。
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