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ウラのクラス: Art & Sports
「アート&スポーツ」
(1970年代中頃、シモーヌ・フォルティはニューヨーク市で、スティーヴ・パクストンとナンシー.スターク・スミスらの行った
コンタクト・インプロヴィゼーションという、“新しい作品”を見た。彼女は自分が目にしたものについて‘アートスポーツ’のようなものと言った。
何年もの間、この‘アートスポーツ’という表現は、コンタクト.インプロヴィゼーションの定義を探す人々に注目されてきている。)
コンタクト.インプロヴィゼーションは、アートとスポーツが混ざり合ったとてもユニークなダンスです。
ダンサーは触れ合うことで互いの身体と出会いますが、そのダンスは単なる身体運動をはるかに超えたものとなります。
つまり、そこがその未知なる魅力であり、ともにダンスを創り出す二人の芸術である所以なのです。
クラスでは、イメージや解剖学的なアプローチを使って、どのように互いの体重を支えあうか、また無駄な力を使わずに流れるように動くか、どのように接触をリードし、又、接触についてゆくかを学びながら遊び、ワークを進めてゆきます。
コンタクト・インプロヴィゼーションの具体的なエクササイズを通して、即興の幅を広げ、ダンスという芸術を具現し、創造し、そして楽しむための様々な通り道をみつけてゆきます。
[写真] ダンサー:Katja Mustonen
ウラ・マイケネン Ulla Makinen(フィンランド)
ドイツ在住のダンサー、ダンス指導者。現在、コンテンポラリー・ダンス教授法の修士課程在籍。彼女の主たる関心はコンタクト・インプロヴィゼーションにあり、欧米やロシアなど各地にて、上演や指導を続けてきている。またピラティス教師の資格を有し、ボディ・マインド・センタリング(BMC)などソマティクスの分野からもダンス活動上のインスピレーションを得ている。
ナンシー.スターク.スミスやジュリアン・ハミルトン、そして友人たち―特にフィンランド・コンタクト・インプロヴィゼーション・コミュニティのメンバー―からも多大な影響を受けている。ヨガ、旅行、そしてアコーディオン演奏を愛し、ダンス・フェスティバルの運営にも携わっている。(詳しくはwww.contactfestival.fi または www.bide.be)
[写真] 撮影:Shivananda Ackermann / ダンサー:dance with Aaron Jessup